2015年08月01日 23:34

恐山。
日本三大霊山のひとつ。(あとは高野山、比叡山)
前から、ちょいと気になっていたんだよね。

地蔵様と風車がなんともいえない雰囲気。

お祭りの時以外は、なかなかいないというイタコ。
なのだけど、
ひとりいてちょいと覗いたら
イタコがお経みたいのをずっといっていて
その後ろに、依頼者が正座していた。
流れがよく分からないけど、幾らかも分からないし
何分なのかも分からない。
時間はたっぷりあったから、一度こーゆのやってみたいと
思ったのだけど、
なんとなく直感でよした。
ビビッと感じず。(失礼)
そもそもイタコは恐山には常駐していないらしく
開山期間中のみ、八戸や青森から出張して
きているらしい。
イタコマチ、いつか見てみたいなー。

この辺り、温泉が湧いていた。
温泉街で漂う、あの硫黄の匂いがぷんぷんしていた。
ちなみに、無料で入れる温泉小屋もあった。

これは男湯。

こっちは女湯。
女湯は2棟あったな。
梅雨時期3日というのに、この日もぴーかんで
青森でさえ30度越えたそんな日に、
温泉もきついと思ったのだけど
きになり中へ。


(誰もいなかったので、撮られていただいたー)
こんな暑い日に誰も入る人もいなく、
なおかつこの小屋自体、まじで暑い。
窓開けたら風も入っていいのだけど、
これね、丸見え覚悟。
って、環境でもあり
もしかしたら、女性は入りにくいのかなー。

暑かったので、あたしは足湯だけにしましたー。
冬だったら、ちゃんと全身浸かりたかった。

皆々は、山の方へいかなかったので
あたしは山の方も行ってみる事にした。



奥の院というのが出て来た。
ちなみにこれは地蔵山の中みたい。

山から出ると、はじまりは石岩だらけ。




もう、ここは地獄の始まりなのかい?
石がゴロゴロしているから、足腰弱い人は
要注意だなここ。

そういえば、お供えでヤクルトが置いてあった。
ビフィズス菌より、きっとほかのモノ求めているきも
したりしなかったり。


この石ゾーンを歩きつつも、手を合わせたり
歩いていたら、向こうに水辺が見えた。

あっちにいきたいと思い、降りてみる。


少し緑も見えてきて雰囲気も変わったのだけど
なんだか、不気味。


名前が怖いもんな。
血の池地蔵って。
そしてここから少しすると、まるでまた雰囲気が変わる。


すごいきれいと心から思えた。
行きに見た透明の水は不気味と思ったのだけど、ここはきれい。


瞑想している人もいた。
きになる


どうやら、ここは天国らしい。
砂も白くてキレイだし、水もキラキラしていて
心地よく、ここで少し休憩した。

極楽浜を経て、また進んでいくと、
え、また地獄に戻ったらしい。

また、マムシ。


こうあるいて思ったのだけど、
もし死後の世界に、天国と地獄があるのならば
天国に行ける人は地獄より少ないんかなーと
思ったりした。

ちょっとした罪、犯罪にならない罰とか
あったり、
心に悪が住んでいたりとか、
善人ぽく見えてるだけのミセカケなもんとか
とにかく
全体的に清らかなニンゲンというのは、
少ないのかもしれない。(さみしい発言)
誰しも、ちょびっとでも「悪」はあるような気がするから。
なんて、思ってみたりした。

ゆっくり見ると2時間近くかかったんかなー。
しかし、この猛暑の中の地獄巡りは
ある意味、ほんとに暑さ地獄。

見終わって、入口に食堂や売店があったので
そこでお昼にした。


今日の昼は、お蕎麦。
この後、バスがくるまで40分くらいあったので
休憩所で足を延ばして昼寝ー。
なんだか暑かったせいか
息苦しかったけど、なんもなくてよかった。
あやこさw7
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